2019年6月6日

電解銅箔 高周波向け、日系競う

 高周波機器に対応した電解銅箔の需要が伸びている。5G(次世代通信規格)の本格的な運用開始に向け、2020年にかけて通信基地局などのインフラ投資が高まればサーバーやルーターで高周波用の需要がさらに高まる公算が大きい。自動車用センサーなどでも長期的な成長が見込め、海外メーカーと技術での差別化できる分野でもあることから、日系銅箔メーカー各社は高周波対応商品の開発と販売拡大を競っている。

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