2021年3月8日

ガリウム300ドル超え 生産抑制も需要底堅い

 ガリウムが上昇している。業界関係者によると、足元の国際スポット価格はキロ300ドル半ばで、前月より約15%値を上げた。2013年以来約8年ぶりの300ドル超え。中国の大手アルミ生産者が副産物のガリウム生産を抑制し他社も数量を絞ったため、需給バランスが崩れ値を上げた。主用途のガリウムヒ素半導体の需要は底堅く、希土類磁石の添加剤向けも引き合いが強い。ただマーケットが小さいため、生産者が供給を戻せばすぐに下落に転じるという声もある。関東地区のレアメタル商社は「400ドルに達する前に冷やされるだろう」と話す。

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