2021年10月12日

ダイキン 希土類使用量を95%以上減

 ダイキン工業は空調機器に用いるモーター向けネオジム磁石の使用量を、2025年度までに大幅に低減する。ネオジム磁石はネオジムやジスプロシウムなど希土類(レアアース)を使うが、カーボンニュートラルにより電気自動車や風力発電機向けなどで需要拡大が見込まれる。供給面でも中国にサプライヤーが集中し、地政学的に価格変動が激しい。レアアース使用を抑えたモーターの開発により原料の調達リスクを抑える。22年度から大幅にレアアースを省いたモーターを搭載した一部製品の販売をスタートする予定。







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