2025年6月12日
大阪・関西EXPO/日本積層造形/衝撃吸収材 万博に展示、アルミ製
日本積層造形(本社=宮城県多賀城市、大竹卓也社長)はこのほど、小型月着陸実証機「SLIM」に搭載された同社製のアルミ製衝撃吸収材が、大阪・関西万博の日本政府館「ファクトリーエリア」に展示されたと発表した。
「SLIM」は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発し、今年1月20日に日本で初めて月面軟着陸に成功。同社が金属3Dプリンターで造形したラティス(格子状)形状のアルミ製衝撃吸収材は、主脚と補助脚に合計5本取り付けられた。半球状の衝撃吸収材は軽量で耐久性がありながら、着陸時には自らが潰れるよう設計されており、衝撃から守る役割を果たした。
「ファクトリーエリア」では、数百年前から現代までの日本のものづくりを紹介。部分的に壊れて全体に与える衝撃を吸収する発想の一事例として、京都府の木津川に架かる「流れ橋」(上津屋橋)とあわせて紹介されている。
「SLIM」は宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発し、今年1月20日に日本で初めて月面軟着陸に成功。同社が金属3Dプリンターで造形したラティス(格子状)形状のアルミ製衝撃吸収材は、主脚と補助脚に合計5本取り付けられた。半球状の衝撃吸収材は軽量で耐久性がありながら、着陸時には自らが潰れるよう設計されており、衝撃から守る役割を果たした。
「ファクトリーエリア」では、数百年前から現代までの日本のものづくりを紹介。部分的に壊れて全体に与える衝撃を吸収する発想の一事例として、京都府の木津川に架かる「流れ橋」(上津屋橋)とあわせて紹介されている。











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