2025年6月23日
清川メッキ工業(本社=福井市、清川肇社長)は、開発品である樹枝状ニッケル粉の用途開拓を推進する。球状の粉末と比べ表面積が広くなり、反応性が高まる。樹枝状の銅粉は実用化されているが、ニッケル粉は珍しいという。銅より高温下で酸化しにくいことも特長だ。粒径は35ミクロンと10ミクロンの2種類をそろえ、現在は顧客のサンプル評価中。担当者は「フィラーや電極、触媒などあらゆる用途を探りたい」と話す。



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