2018年9月21日

米商務省 鉄鋼、アルミ輸入制限 除外手続の一部修正

 米国が安保名目で鉄鋼、アルミ製品に輸入制限を課している問題で、米商務省は品種別除外の手続きを一部修正した。日本の鉄鋼業界関係者によると、米国の鋼材需要家が除外申請するのに対し、米鉄鋼メーカーから異議申し立てがあれば商務省が申請を却下していたが、需要家側に反論の機会が新たに認められた。最後は米鉄鋼メーカーの再反論で終わる点など実際の運用や影響は未知数だが、手続き迅速化につながる可能性もある。除外の手続きは進展しているものの、なお停滞感が強く、1年期限の除外手続きが1年で終わらない懸念はいまだ強い。







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