2009年3月11日

大同特殊鋼、粗鋼生産 緩やかに引上げ

 大同特殊鋼は主力ユーザーである自動車業界の大幅減産により昨年末以降、粗鋼生産量を大幅に削減しているが、自動車業界が実需以下の生産から実需見合いの生産に移行した場合、急な需要増に対応できない事態も予測されるため、「戦略的在庫用」として来月以降、粗鋼生産量を緩やかに引き上げる見通しとなってきた。