2009年3月16日

厚板需要、500万トン割れ 4―9月見通し

 2009年度上期(4―9月)の厚板の国内需要量は500万トンを大きく割り込む見通しだ。高炉筋によると、08年度上期に約570万トンだった厚板需要は、世界同時不況の影響で下期には500万トン前後まで落ち込む見通し。4月以降もさらに1割以上の減少が予想されるという。

 建設機械向けをはじめとする各分野の需要減少はいぜん底が見えない状況。需要拡大をけん引してきた造船向けについても下振れする可能性が大きくなっている。







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