2009年3月30日

大和特殊鋼、大型バンドソー稼働

 ステンレス流通大手の大和特殊鋼(本社=大阪市西区、今井隆社長)は、春日工場(兵庫県丹波市)にアマダ製の大型バンドソーマシン1基を導入し、今月から稼働を開始した。極厚板の削り代を最小限に抑えることが可能で、加工効率の大幅アップに寄与する。

 新たに導入したバンドソーマシンはアマダ製「VM―2500」で、最大切断寸法は厚み500ミリ、幅1080ミリ、長さ2500ミリ。従来のプラズマ溶断ではかなり余裕が必要だった極厚板の削り代を最小限に抑えられるほか、小ロット・特寸フラットバーの代用品作製も可能となる。