2009年4月28日

JFE鋼管、本社工場 歩留まり向上

 大手溶接鋼管メーカー、JFE鋼管(齋藤敬陽社長)は、前中期計画(2006―08年度)で実施した本社工場(千葉県市原市)の設備増強工事によって、生産歩留まりが05年度末比で1%以上向上したほか、トン当たり1000円以上の製造コスト削減効果が出ており、厳しい需要環境下で収益確保に寄与している。

 09年度以降は丸鋼管、中径角形鋼管ともに寸法精度の向上を図るほか、製造可能範囲の拡大を検討するなど、広範・多岐にわたる需要家ニーズに対応していく。