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2021.3.2鉄スクラップ、国内相場の上昇続く 需給ひっ迫 先高観依然強く
東京地区の表面処理鋼板扱い筋で値上げ機運が高まっている。メーカーの減産によって在庫調整が進んだことで、ベースサイズを中心に市中在庫に歯抜けが生じ、仲間取引を中心に引き合いが増加していることが背景にある。
またアジアの薄板市況の回復で、韓国の単圧ミルが値上げ姿勢を示すなど輸入材価格が上昇気配になっていることも支援材料だ。主力の建築需要が低迷しているだけに先行き不透明感はぬぐえないが、扱い筋では今月初めから5000円程度唱え価格を引き上げている。
H2 | 新断プレス |
41500円 (500) | 43300円 (500) |
385.04ドル (4.96) | 401.74ドル (4.97) |