2010年1月18日

鉄スクラップ、輸出拡大で続伸

 国内の鉄スクラップ相場が2週連続で上昇した。電炉メーカーの実勢買値は、指標品のH2で前週比1250円(5%)高のトン当たり2万7000―2万8500円前後に上昇。韓国、中国の日本鉄スクラップ輸入拡大が要因。

 とくに両国向けはFOB3万円を突破しており、さらに「高炉各社の市中鉄スクラップ購入増の影響も大きい」(商社)という。需給はタイト感を強めており、国内価格はトン3万円へ向けて上昇基調をたどる見通しだ。







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