2010年2月3日

普通鋼鋼材、全品種 今春底入れ

 2008年以降、これまで軟化・下落してきた普通鋼鋼材の国内市況が今春をめどに、ほぼ全品種で底入れし、一部の品種は反騰に転じる見通しだ。高炉メーカーは鉄鉱石、原料炭の価格交渉に入っているが、中国ミルの旺盛な買い付けを背景に先高観が強く、国内マーケットは“市況上伸”に向けてムードが高まっている。

 一方で、経済悪化で国内建設市場は縮小、建設用鋼材の需給に改善の兆しが見られない。鋼材流通は需要減少下で原料事情による鋼材値上げを市場に浸透させなければならず、各社生き残りをかけた“背水の陣”で臨むことになる。

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