2010年2月18日

造船工業会、造船用鋼材の値下げ求める

 日本造船工業会の元山登雄会長(三井造船会長)は16日に都内で会見し、造船用鋼材の価格について「現在の需給バランスからすると下がってしかるべき」との認識をあらためて示した。

 主な鋼種の厚板などの需給は、韓国や中国の生産能力の向上もあって「供給が上回っている」。厚板メーカー各社と国内造船各社との価格交渉はまだ始まっていないようだが、「価格は需給バランスによって決まる」という姿勢で交渉が進むことを要望。また、内外価格差の解消と半年以上の期間での契約を求めた。

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