2010年7月27日

鉄スクラップ、国内相場「東高西低」

 国内鉄スクラップ相場が、約1カ月半ぶりに「東高西低」となっている。東京地区電炉メーカーの買値引き下げが小幅にとどまるなか、大阪地区では6月ピーク比で約3000―4000円下落。同地区電炉買値は、東京地区を約1000円下回っている。さらに大阪地区では夏季炉休や炉休に伴う荷止め、一部品種の納入制限が出ており、市中では「当面、大阪地区が先行して値下げする展開が続くのでは」との声も聞かれる。