2010年9月1日

北京・上海、熱延コイル小幅反発 冷延は下げる

 北京と上海の熱延コイル市況が、小幅上がった。中国鋼鉄工業協会(CISA)が先月30日に発表した8月第4週の北京市況は、トン4370元(約5万4840円、3・0ミリ厚)と10元上昇。前週に3週間ぶりに下落したがわずかに戻した。上海は3週間ぶりに上昇。

 先行きの需要回復予測や、大手メーカーの9月値上げが作用したとみられるが、南京など下がり続けている地域も多く、冷延鋼板は下げに転じており、相場の地合いは弱いままのようだ。







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