2010年9月13日

韓・現代製鉄、コスト競争力強化

 韓国の現代製鉄は10日、新たな原価低減活動などを通じて収益力を高める方針を発表した。電炉事業では低品位原料の使用比率を高める持続的な製鋼操業技術開発などを通じて総合的なコスト削減をめざす。高炉事業では生産効率の改善や副生ガス活用などで多角的に原価を低減する。

 2010年は3500億ウォン(250億円)のコスト削減を掲げていたが、経営環境悪化に備えて上積みをめざす。コスト競争力を強化する一方、高付加価値品比率を高めるなどの一連の取り組みを通じ、需要が停滞するなかで収益力を磨く考えだ。







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