2010年10月6日

USスチール、初の商業生産 新型コークス代替プロセス

 USスチールは、インディアナ州のゲーリー製鉄所で商業生産で初となる新型のコークス代替物プロセス、ココノックスの建設を始めた。世界鉄鋼協会の東京大会会場で、産業新聞社の取材に応じたジョン・サーマ会長が5日明らかにした。総投資額は2億2000万ドル(約183億円)強。最短で2年後に完成する。従来よりも投資額を抑制でき、環境負荷の低いシステムの導入を進める。

 サーマ会長は数量の拡大よりも、品質やコストといった価値の追求に重点を置いており、新技術の活用や、神戸製鋼所と連携した高張力鋼板の拡充を進める方針だ。







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