2011年3月28日

東京地区の構造用鋼、同値圏内で推移

 構造用鋼は横ばい。高炉メーカーが鉄鉱石、原料炭価格の高騰を背景に鋼材を値上げしたのに続き、専業大手の大同特殊鋼も1万5000円以上引き上げる旨を発表した。流通では今後、仕入価格の上昇が見込まれることから早期の価格転嫁を実施したい意向だが、震災の影響が長期化しそうなため様子見の姿勢を貫いている。

 市中の反応は比較的冷静だ。機械構造用炭素鋼(SC、丸鋼)はトン13万円、クロム・モリブデン鋼(SCM、丸鋼)は15万5000円どころ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more