2011年6月23日

シマ商会、廃車処理量を拡大 震災で大量発生

 自動車リサイクル部品販売の国内最大手、シマ商会(本社=福島県南相馬市)は、東日本大震災で大量発生する廃自動車を踏まえ、7月以降、処理量を月間3000台レベルに拡大する計画。

 震災後、4月25日から主力の自動車リサイクル工場である本社・ゆめ工場で操業を再開。月内にも処理量は震災前の水準に戻る。このため今後は増加が予想される廃自動車をにらんで、処理量をフルに高め、震災前より増大を目指す。新たな廃自動車処理技術も確立し、処理効率を大幅に向上。品質管理も強化しており、自治体への廃自動車処理支援も念頭に、処理拡大を進めていく。







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