2011年6月24日

関西条鋼流通、引き合い増加の兆し

 関西地区の条鋼類扱い特約店向けに、二・三次店、地方店からの在庫補充の引き合いが上向く兆しが出てきた。

 東日本大震災後に発生した仮需、前倒し発注が4月に入り一巡した後、二・三次店、地方店は発注を必要最小限に抑える対応を続け、地区需要は底ばった推移が続いた。5月下旬に至り、約2カ月にわたって発注を抑えてきた二・三次店、地方店の在庫も品薄感が強まってきたとして、発注増を予測する声も上がったが、5月以降、条鋼類市況の下落局面が続いたため、二・三次店、地方店の多くは様子見の購入姿勢を堅持。引き合いが上向くには至らなかった。







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