2011年9月9日

中国、AD調査開始 日欧製ステンレス鋼管

 中国商務省は8日、日本とEU(欧州連合)からの輸入ステンレス鋼管に対する、アンチダンピング(AD)調査を8日に開始したと発表した。対象の製品は、超臨界圧ボイラーなどに使われる高機能ステンレスシームレス鋼管。商務省では、国内メーカーに損害を与えた可能性があるとみて、調査開始を判断した。

 高耐熱・耐腐食性を持つ同鋼管は製造が難しく、日本の経済産業省や鉄鋼メーカーは必要資料などを示し、中国メーカーに損害を与えていない旨を主張していく構えだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more