2011年11月11日

住友金属、下期鋼材販売650万トン 上期比27%増

 住友金属工業は、2011年度下期の鋼材販売量が上期比約140万トン、27%増の650万トン程度に達するとみている。東日本大震災の影響で4―6月は224万トンに落ち込み、7―9月は288万トンまで回復したものの、上期は前年同期比約80万トン、14%減の512万トンにとどまった。

 下期入り後、タイの洪水など懸念材料が増えていることから、通期の販売見通しを7月時点の1195万トンから1163万トンに、約30万トン下方修正したが、シームレスパイプの販売が好調で、鋼板類も国内自動車向けを主体に高水準を維持するとみている。

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