2011年11月14日

鉄鋼主力8商社、純利益3社下方修正 通期予想

 大手鉄鋼主力商社8社の2011年4―9月期(岡谷鋼機のみ3―8月期)の連結純利益は、4社が前年同期に比べ減少した。東日本大震災による自動車生産や公共事業の停滞に加え、円高の進行で国内・輸出とも販売環境が不振。阪和興業では投資有価証券評価損が大きく響いた。一方で住金物産が繊維・食糧事業の構造改革で増益となるなど、非鉄鋼での収益確保も目立った。

 下期は欧米債務問題や円高、タイの洪水影響など下振れリスクが増しており、3社が通期の純利益予想を下方修正した。







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