2012年4月17日

中国鉄鋼メーカー、赤字見通し相次ぐ 1―3月

 中国の鉄鋼メーカーが、1―3月期に赤字となる見通しを発表し始めた。鞍山鋼鉄は純損失約18億8800万元(約247億円)、華菱鋼鉄と首鋼、宝鋼集団傘下の韶鋼松山も赤字の見込み。いずれも原料価格の高止まりと、製品価格の下落を理由に挙げた。輸入鉄鉱石価格が徐々に上昇する中、鉄鋼需要の回復は鈍く、市況の低迷をみて宝山鋼鉄は4―5月販価を据え置くなど、経営環境は厳しさを増している。4―6月も赤字基調が続きそうだ。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more