2012年5月11日

新日鉄・釜石が完全復旧 14カ月ぶり

 新日本製鉄は10日、東日本大震災で損傷した釜石製鉄所の線材製品輸出向け出荷設備の復旧工事が、5月10日に完了したと発表した。これによって、釜石の設備が約14カ月ぶりに完全復旧した。

 新日鉄・釜石は震災後、2011年4月13日に線材工場が、同7月1日には石炭火力発電所(IPP)が再稼働。同9月9日には石炭揚陸設備が復旧し、パイプコンベアの稼働を再開した。12年3月11日には線材製品の国内向け出荷設備(全天候バース)が復旧している。釜石の設備復旧費用は約70億円。







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