2012年10月17日

アジアの鉄鋼需要、伸び鈍化

 2012年度下期(10月―13年3月)がスタートしたが、国内の鉄鋼需要は土木中心に建設分野が堅調に推移しているものの、製造業分野は自動車・部品メーカーの海外生産シフトや、中国における日系自動車の販売減影響が表面化。アジア鉄鋼需要の伸びが鈍化しており、輸出環境も一層厳しくなっている。こうした中、新日鉄住金やJFEスチールなど鉄鋼メーカーは収益回復に向けて、生産調整下でのコストダウンを引き続き強いられそうだ。







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