2013年1月17日

日立金属、アモルファスモーター部材 開発に注力

 日立金属は、高効率で省エネに寄与するアモルファスモーター部材の開発に力を入れている。アモルファス鉄心と高性能フェライト磁石を組み合わせた、新しいモーター部材の試作品がこのほど完成し、2014年度の製品化を目指している。まずは商用ビルの空調向けなどに採用を働き掛け、電気自動車での用途開発を加速させたい考え。日立製作所や日立産機システムなどと連携し、日立グループを挙げてアモルファス材料(箔帯)を使った低ロス材料の需要創出に注力する。