2014年2月17日

東京地区、薄板市況に天井感漂う

 東京地区の薄板市場は、一部品種の荷動きに一服感が出てきたことを受け、大手流通の売り腰が一時に比べやや軟化した。先週末までに酸洗鋼板の唱え価格は、前月比トン当たり1000円方下がった。アベノミクスで自動車や建設などの大企業は恩恵を受けているものの、末端実需は盛り上がらず、中小流通の手持ち在庫も増加傾向にある。市況は昨年初めから上伸基調が続いてきたが、ここにきて調整局面入りの懸念も浮上している。







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