ヤマコー、東金工場の設備増強

　特殊鋼流通のヤマコー（本社＝東京都江東区、山田雅郎社長）は、極厚鍛造溶断品加工の主力拠点である東金工場（千葉県山武郡九十九里町）に同社初となる4ｋＷレーザー加工機を新設するとともに、2基目となるショットブラスト機を増設した。生産効率化と即納対応を一層強化するため。鋼板加工の後工程での従業員の負担軽減も見込む。3月中旬にはフライス盤も老朽更新予定で、一連の設備投資総額は約1億2000万円。経済産業省による円高・エネルギー節約対策のための先端設備等投資促進事業費補助金も活用する。