2014年4月2日

普通鋼電炉メーカー、一般形鋼の販価維持

 普通鋼電炉メーカーは、山形鋼や溝形鋼などの一般形鋼に関して、2014年度も採算を重視した販売姿勢を堅持しながら、前年度と同水準もしくはマイナスアルファの国内需要を想定した生産体制を構築していく。ここにきて鉄スクラップ市況が底打ち・反騰に転じており、また電気料金および燃料調整費のアップ、合金鉄や電炉用電極の値上げなど、14年度はコストアップ要因が多く、一般形鋼を手掛け普通鋼電炉メーカーはシビアな需要想定の下、需給バランスを考慮した生産体制を構築しながら、採算改善を目指し、再生産可能な販売価格の実現に取り組む。