2014年4月14日

重工系造船4社、海洋事業展開を強化

 ジャパン・マリンユナイテッド(JMU)、川崎重工業、三菱重工業、三井造船は日本のEEZ(排他的経済水域)での海洋資源開発など海洋開発をにらみ、海洋事業(オフショア事業)を強化する。三造はグループの三井海洋開発と協業し受注拡大、浮体式原油生産・貯蔵・積出設備(FPSO)の船上設備(トップサイドモジュール)の製造も取り込む方向だ。三菱重工は伯プロジェクトを通じてFPSO、ドリルシップを拡充。潜水機器など海洋・海底資源探査や洋上風力発電にも注力。川重はノルウェーのアイランドオフショア社から受注したオフショア船を起点にドリルシップなどを展開、トップサイドモジュールメーカーとの関係強化も模索していく。JMUはオフショア船をリスクを見ながら推進する。







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