2014年5月7日

3月の普通鋼輸出、241万トンに減少

 3月の普通鋼鋼材輸出量は前年同月比12・1%減の240万8000トンとなり、5カ月連続で減少した。ただ足元では、消費税増税の国内需要減などを考慮した鉄鋼メーカーが、再び輸出に積極姿勢を示し始めている。前月比では期末の出荷促進という季節要因が加わったこともあって、ホットコイル(熱延広幅帯鋼)、冷延コイル(冷延広幅帯鋼)、厚板、鋼矢板など大半の品種で増え、19・9%増と3カ月振りに増加した。