2014年6月20日

共英製鋼、異形棒据え置き

 共英製鋼は19日、7月契約の異形棒鋼価格を全事業所(枚方、山口、名古屋事業所)で据え置くと発表した。夏季電力料金など諸コストはアップする方向にあり、原材料スクラップは強含み展開となっているが、直近の需要は足踏み状態となっていることから、製品価格の改善を見送った。ただ、コスト上昇が進んでいることから、需要動向を見極めたうえで、8月契約以降で製品価格の値上げを検討する。7―8月の生産は各事業所の定修もあって、従来比10%程度の減産強化となる方向。