2014年12月17日

めっき鉄筋、日本でも普及なるか 東京五輪に向けて

めっき鉄筋
 2020年の東京五輪に向けた首都圏のインフラ整備が本格化しようとする中、構造物の長寿命化に貢献する主要資材の一つとして、「溶融亜鉛めっき鉄筋」(めっき鉄筋)が名乗りを上げている。世界各国では、欧米を中心に潮風や積雪の影響を受ける地域で普及しているが、日本ではまだ沖縄などの一部地域に限定される。構造物の柱材にめっき鉄筋を採用することで、寿命は従来の黒皮鉄筋の使用時に比べ、おおむね2倍以上に高まるとされ、日本溶融亜鉛鍍金協会(理事長=田中雄・横浜ガルバー社長)が主体となって、普及拡大に取り組んでいる。







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