2015年5月7日

日本冶金、冷延材APライン集約

 日本冶金工業は、川崎製造所(神奈川県川崎市)で稼働する3本の冷延鋼板用の焼鈍酸洗(AP)ラインのうち、最も古いライン1基を3月末で休止し2基に集約した。グローバル拡販に注力する高機能材(高ニッケル合金や高耐食ステンレス)でも通せるように、生産性の高いSUS304の汎用ステンレス専用ラインを改造し、兼用ラインとすることで生産効率が従来比2倍となる。これにより、数年前から取り組んできた「高機能材の汎用ルート化」におけるハード面の効率化が完了し、品質向上、コストダウン、製造リードタイムの短縮を図る。







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