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2024.12.4
2015年7月30日
日本鉄鋼連盟が30日発表した6月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比2・3%増の236万2000トンで、7カ月連続で増加した。全鉄鋼ベースの輸出量はスラブの減少などで2カ月連続して減少しているが、普通鋼鋼材は高炉の海外下工程向けやアライアンス先への原板輸出などで100万トンを超えるホットコイル(熱延広幅帯鋼)がけん引している。ただ、足元の海外市場は中国の安値輸出にひきずられる格好で、汎用的なホットコイルが300ドル台前半、厚板が400ドルを割り込む水準に市況が急落しており、減速感の様相を強めている。
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