2015年7月30日

普通鋼鋼材輸出、7カ月連続増 6月

 日本鉄鋼連盟が30日発表した6月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比2・3%増の236万2000トンで、7カ月連続で増加した。全鉄鋼ベースの輸出量はスラブの減少などで2カ月連続して減少しているが、普通鋼鋼材は高炉の海外下工程向けやアライアンス先への原板輸出などで100万トンを超えるホットコイル(熱延広幅帯鋼)がけん引している。ただ、足元の海外市場は中国の安値輸出にひきずられる格好で、汎用的なホットコイルが300ドル台前半、厚板が400ドルを割り込む水準に市況が急落しており、減速感の様相を強めている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more