2015年11月24日

柿木鉄連会長、15年度粗鋼さらに下振れ 1億500―600万トン

 日本鉄鋼連盟の柿木厚司会長(JFEスチール社長)は20日の定例会見で、2015年度の全国粗鋼生産について、「中国の鋼材輸出増加によって海外市況が急落している」と強調し、従来見通しの1億600万トンを「1億500万トンから1億600万トン」に下方修正した。9月の会見で従来の「1億700万―1億800万トン」を「1億700万トン」、10月の会見でさらに「100万トン強」下方修正しており、3カ月連続での見直しとなった。

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