2017年2月13日

新報国製鉄、新中計、8.5億円投資 29年までに売上高100億円へ

 開発型合金メーカーの新報国製鉄は10日、2019年12月期までの中期経営計画を策定し、「創立80周年を迎える2029年までに売上高100億円」の基盤づくりとして積極的な設備投資を行うと発表した。3カ年で8億5000万円を投じ、半導体・FPD(液晶・有機EL)に対応すべく能力増強を実施し、ニーズに応える技術開発と品質、デリバリーを向上させる。人材、設備、資金の基盤を固め、次の10年に向けた飛躍を目指す。三重工場の能力拡大とコストダウンを進め、研究設備を拡充。本社の立体倉庫設置も検討する。19年売上高は60億円を目指す。

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