2017年7月31日

日本冶金、川崎火災事故50億円の損失 4-9月期計上

 日本冶金工業は28日、5月14日に発生した川崎製造所・熱延工場の火災事故について、2017年4―9月期連結決算で50億円のマイナス影響が出る見通しと発表した。生産・販売量の減少および委託圧延生産による費用増など営業損失で40億円、事故に起因する工場停止に伴う固定費増として特別損失で10億円をそれぞれ計上する。これに伴い、4―9月期の期末配当は無配とすることも同時に発表した。