2017年8月29日

建機出荷額18年度見通し、8年連続2兆円乗せ

 日本建設機械工業会(会長=平野耕太郎・日立建機社長)が28日発表した2018年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは17年度予測比1・7%減の2兆3491億円と策定された。史上第3位となる17年度見込みよりは若干下げ、2年ぶりの前年度比減となるが、8年連続の2兆円台乗せで、高水準を維持する。輸出は米国、中国、インドが好調を続け、17年度比増と2年連続プラスを予測。国内は排ガス規制の駆け込み需要の反動減で2年ぶりにマイナスとなり、出荷額全体を押し下げる。一方、国内メーカーの国内外合わせた油圧ショベルの18年生産見通し(暦年)は17年比4%増の12万4230台と増加、ミニショベルも同3%増の12万8050台と増産予測となった。

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