2019年3月13日

COURSE50、22年度に実高炉試験

 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)と日本鉄鋼連盟は13日、製鉄プロセスでのCO2(二酸化炭素)排出量の抜本的削減向けて取り組んでいる国家プロジェクト「環境調和型製鉄プロセス技術開発・COURSE(コース)50」について、2018年度からスタートしたフェーズ2の初年度の成果を発表した。18年度は試験高炉で通算5回目の試験操業(18年10月29日から11月27日までの30日間)を実施し、送風するガスの種類や装入する原料を変更することで、羽口からの水素投入量が操業に与える影響などを検証した。