2019年12月5日

日本製鉄、外装建材薄板事業を再編 日鉄鋼板と日鉄日新製鋼建材、来年7月合併

 日本製鉄は5日、グループの外装建材薄板事業(主に屋根壁用のめっき鋼板、カラー鋼板の製造・販売)の競争力強化を目的として、2020年7月をめどに完全子会社の日鉄鋼板と、孫会社の日鉄日新製鋼建材を合併すると発表した。日鉄鋼板を存続会社とし、日鉄日新製鋼建材を吸収合併する。合併後の売上高は単純合算で1406億7700万円(19年3月期、単独ベース)と建材薄板メーカーでは最大手の淀川製鋼所に匹敵する規模となる。日本製鉄グループの機能分担会社の大型再編としてはステンレス、プラントエンジニアリング、建材薄板商社、物流に続く第5弾となる。