2020年2月10日

日本製鉄、競争力強化へ生産構造改革 日鉄日新・呉全設備、和歌山第1高炉休止

 日本製鉄は7日、グローバル競争を勝ち抜くための生産設備構造対策を発表した。本年4月に合併する完全子会社の日鉄日新製鋼の呉製鉄所の全設備と和歌山製鉄所の高炉1基を休止する。コスト構造を抜本的に見直し、鉄源一貫生産の競争力を追求する。薄板や厚板ラインの集約、チタン丸棒・溶接管事業の撤退も決め、設備休止による直接的な収益改善効果は約1000億円を見込む。「つくる力」を再構築し、国内の需要減少と中国鉄鋼企業による内外での新規能力拡大など激化する国際競争に立ち向かう。







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