2020年8月5日

経産省生産計画 7―9月粗鋼1894万トン 2四期ぶり増も低水準

 経済産業省が5日まとめた2020年度第2四半期(7―9月)の鉄鋼生産計画によると、粗鋼は前期比4・7%増の1894万トンと2四半期ぶりに増える。コロナ禍でリーマン・ショック後以来の2期連続の2000万トン割れと水準は低い。1カ月前の需要見通し時点に比べて7%上振れするのは在庫調整の進展を反映したようだ。鋼材生産は輸出が前期比微減だが、国内向けは伸び、全体も微増の計画。経産省金属課では世界的な過剰能力やなお高水準の在庫管理を含め、慎重な対応を求めている。







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more