2020年8月11日

鉄リ工業会 石狩湾新港の大水深岸壁 道に早期整備要望

 日本鉄リサイクル工業会の伊藤弘之会長(大成金属社長)は7日、鈴木直道・北海道知事を訪問し、石狩湾新港東地区の大水深岸壁の早期整備に向けた要望書を手渡した。鉄スクラップの輸出先が東南・南アジアに遠方化しており、大型船を活用した物流コスト削減が急務となっている。伊藤会長は「最短5年で近隣の韓国が鉄スクラップの輸出国に転換する。港湾整備は重要で、北海道が突破口を開くことで全国に広げたい」と早期着工を訴えた。