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2024.12.4
2020年9月18日
ステンレス圧延大手の日本金属は、2020年度に始めた10カ年の第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」でステンレス製品と特殊鋼製品、加工製品の新アイテムを投入し、大きく変化する市場ニーズを捕捉する。成長が期待できるエネルギーや次世代電池、医療や計測関連、独自技術を生かせる分野で販売を拡大する。「今後2―3年で量産化を見込める製品が多い」(山下匡史専務)という。海外営業体制も強化し、インドや中国、欧州中心に新規需要家の開拓に力を注ぐ。
第11次経営計画は「圧延技術と加工技術を極め、圧倒的な差別化を実現する商品を開発し、事業化を進める」方針。新製品の開発についてステンレス製品は光モール材で培った表面処理技術を進化させ、高い意匠や機能を付加した新意匠ステンレス製品の早期市場投入を計画する。
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