2020年9月28日

日本製鉄、厚板ひも付き値上げ 1年ぶり下期に5000円以上

 日本製鉄は造船、建設機械向けなど厚板のひも付き価格を2020年度下期にトン当たり5000円以上値上げする申入れを開始した模様だ。値上げ幅は主原料の上昇や製品価値の適正反映、輸送などコストの悪化を勘案、再生産可能な価格への引き上げを念頭としたものとみられる。ひも付き価格の値上げは19年度上期以来、約1年ぶり。輸出向けでもアジアでの厚板、熱延鋼板の市況上伸を踏まえ、韓国など海外ひも付き価格の大幅値上げへ顧客の理解を求めていく方針だ。すでに店売りや鉄骨、橋梁など建材プロジェクト向けについて9月引き受け分から同5000円値上げを打ち出しており、厚板での販価是正が本格化する。

おすすめ記事(一部広告含む)