2020年10月7日

切板、安値寄り続く 関西市況母材高も需要減足かせ

関西地区の切板価格は、下げ足自体は遅くなっているが依然9万2000―9万5000円(トン当たり、SS材ベース、直線切り)どころを安値寄りに推移している。国内外メーカーが母材価格の引き上げを表明し、溶断業者の仕入れ価格は切り上がりつつあるが、需要が月を追うごとに厳しさを増しており、受注姿勢を立て直せていない。溶断業者は収益が悪化しており、いずれかの段階で唱えの引き上げに転じたい意向だ。







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