2020年10月20日

コラム市況 関東、底値探る展開 扱い筋 仕入れ高に備え

関東地区の大径角形鋼管(コラム)市況は底値を探る展開となってきた。母材価格の上昇機運を受け、日鉄建材やJFEスチールなど主要メーカーがロールコラム(BCR)などでトン5000円の値上げを発表。BCRの市中相場(トン当たり、ベースサイズ)は切断・開先加工込みで10万円を下回る価格が一部生じていたが、扱い筋は極端な陥没価格を切り上げるなど、仕入れコストの上昇に備える動きが台頭しつつある。

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